地元
翌日、両手に大きな荷物を抱えた私は
地元最大手の脳外科病院に朝一で来たものの
順番待ちがものすごいことになっていて
かんなりうんざりしてしまいました。
結局3時間近く待って、ようやく診察を受けることが出来ました。
そこで、目の前の医師にちょい悪医師からの紹介状と
CTの写しとを渡したところ
「う~~~~ん」
とめっちゃくちゃ首をひねった上で、
「すいませんが、もういっかいCTと・・・あとMRIもとらせてもらって
よろしいですか?」と聞いてきました。
私は、この時点で断る理由を考えつかなかったので、
「はい、いいですよ!」
と、元気よく返事しました」
30~40分後
再び診察室にて
「ごらんください
今回撮ってもらったCTがこちら、
前の病院から持ってきてもらったCTがこちら、
ほとんど一緒ですね。」
この瞬間私は、椅子からずり落ちるのが礼儀なのか、
一瞬考えてしまいました。
しかし、目の前の医師はそんなことお構い無しに話し続けます。
「前の病院では、どういう病状とお聞きになりました?」
・・・
「え~っと・・・脳腫瘍・・・乏突起膠腫で一部石灰化が見られるって聞いたんですが・・・」
と、実際に聞いたことと紹介状に書いてあったことをかいつまんで話すと、
「そうですね、その通りです、しかしですね~当病院ではね~
ちょっと設備が足りないんですよね」
実はこのとき、私は最初に病名を聞いたときよりも強い絶望感を覚えました。
「それでは、どうすれば・・・」
「明日、この病院に大学病院の先生が回診?に見えるんですが、その方は脳腫瘍の専門家ですから相談してみてはいかがですか?」
との事。
しかたなく、大量の入院準備万端荷物を両手に目いっぱい持ってその日は帰って
翌日出直すことにしました。
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